プライドが高いから、気持ちがまだあることに気づかれたくない。
思い出に浸って感傷的になってることも知られたくない。負けているような気がするから。
だって君は、もうとっくに自分のことなんて忘れていて、今隣にいる子と笑いあっているでしょう?
その幸せを邪魔したいとも、自分にとって代わりたいとも、思わないから。おもわないから。
ね。
すっげえ悔しいなあ、こんなけこっちだけ辛い思いしてんのに、こっちだけまだ持ってるの。
持ってるから辛いのか。
天邪鬼はいつだってひとりなのかなあ、
君がそれを治してくれたと思ったのに。はは
「僕と一生を添い遂げてくれる人なんているのかなあ」なんて言ったバンドマンがいたけど、
僕にもそんな人現れるとは、思えないよいまのとこ。